導入事例

和田内科病院 様

災害や設備トラブルへのリスクヘッジとしてハイブリッド型PACSを導入

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昭和26年から地域医療を担っている和田内科病院。災害や設備トラブルへのリスクヘッジとしてハイブリッド型PACSを導入した背景と、SonicDICOMご利用にまつわるエピソードを、事務長 山田雅史様、技師長 藤田和大様にお話を伺いました。

病院の特徴、地域ならではの医療ニーズについてお聞かせください

昔から院長を慕って通ってくださる患者様が多いですね。長らく地域に住んでいる、ご高齢の方も多いエリアです。

今年3月から訪問診療を開始し、訪問リハビリも本格的に稼働を始めたので、訪問先で画像をお見せすることも想定して、タブレットで閲覧可能なSonicDICOMを採用しました。

放射線部門の概要をお聞かせください

常勤が1名、代替スタッフ2名が待機しており、常に1人は常駐しています。
モダリティは一般撮影、透視撮影、CTの3つ。検査数は一般撮影が月に100件弱、CTは月に50件弱、透視撮影は月に20~30件くらいですね。

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嚥下造影のニーズも多いのでしょうか?

15年前から積極的に取り入れており、多い時は月に10件やっていました。今は言語聴覚士が中心となって月23件ほどですが、長寿化によってニーズも増えているので、体制を整えて更に拡充していこうと考えています。

リプレイスした経緯をお聞かせください

初めからSonicDICOMが候補にあり、当院のニーズを満たすか検討しました。

まず当院の運営方針として、近隣の施設との連携を高めているので、訪問診療の際にタブレットで画像を扱えるということが、一つのポイントですね。

また、施設の老朽化によるネットワークや機械トラブルの懸念もあったので、クラウドで安全な場所に保管したいという気持ちも強かったです。

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実際にネットワーク障害に遭ったことも?

最近レントゲン室の回線が遮断されたことがありましたが、クラウドが生きていたので、外来の診療を止めることなく、バックアップによるスムーズな復旧運用ができました。
まだ大規模災害には遭っていませんが、当院は南海トラフ地震の不安がある地域にあります。サーバーを手元に置くと管理はしやすいですが、災害に備えて安全な場所にデータを避難させたいという気持ちの方が強かったですね。

サポート体制はどうでしょうか

導入からバージョンアップまで頻繁にお世話になっていて、その都度しっかり対応してもらい運営できています。先日エラーが出てしまった時も、しっかり解決していただきました。

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以前のPACSと比較して、違いを感じますか?

以前使っていたPACSは何十年も前の製品なので、SonicDICOMにリプレイスして、使い勝手は飛躍的に上がりましたね。当たり前のことが当たり前にできて、基本的なことを高いレベルでやれる物を求めていたので、SonicDICOMには満足しています。非常に高いレベルで動作してくれている。
もう1個大きいのが、サポートに来てくださること。以前の製品では、トラブルがあっても下請けの方が来たり、なかなかすぐに対応してもらえなかったりと、サポートを満足にしてもらえませんでした。今は電話一本で対応してもらえるし、何かあればすぐ来ていただける。すごく手厚いサポートをしていただいていると感じています。

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ユーザーマニュアルは分かりやすいでしょうか

再起動が必要でログインIDを調べたり、スタートしたときにどこをクリックするとか、セットアップマニュアルは見ました。スタートした後の操作については、マニュアルを見たことが無いかもしれないですね。
当院は夜間に診療放射線技師が居ない体制ですが、そんな夜間でもドクターが自分で自在に画像を見られるのは良いです。「これをクリックしてスタートしてください」と教えるだけで、SonicDICOMを起動してしまえば、アイコンを見るだけで「ああ、これはこういう機能ね」と、質問もなく分かって使ってくれる。事細かに説明しなくても良いという利点は大きいです。

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SonicDICOMの使用感をお聞かせください

基本的に全ての動作が3アクションくらいで完結するのが、シンプルで良いですね。クリックとドラッグで操作が完結するし、アイコンを見れば何の機能なのか分かる。それだけ完成されたシステムなのだと感じます。これから導入を考えている先生には、すごくお勧めしたいポイントですね。

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今後に期待していることはありますか?

2つのCT画像を並べてスクロールする「同期」と「比較」というコマンドがありますが、もう少し簡潔に出来たら良いなと感じています。他の動作が非常にスムーズなだけあって、そこだけ気になりますかね。

また当院は転院してくる患者様が多く、月に2030件はコンスタントにインポートをしていますが、インポートに時間のかかるケースが稀にあります。バージョンアップするたびに向上している実感はありますので、これから一層のブラッシュアップを期待しています。

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これから開業・リプレイス予定の先生にアドバイスはありますか?

数社並べたときに突出したメーカーは無いと思っていますし、システムの導入に面倒はつきものです。その点、SonicDICOMは困った時に手厚くサポートしてくれるので信頼しています。
医療現場では、当たり前のことを当たり前に、それをどれだけ高いレベルでやれるかが求められています。診療や読影ならSonicDICOMを強くお勧めできると思います。

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医療法人 和伸会 和田内科病院

住所 〒464-0851
愛知県名古屋市千種区今池南25-5
URL https://mumingroup.jp/wadanaika/
TEL 052-732-1118
取材日 2020年8月

事務長
山田雅史 様(右)

技師長
藤田和大 様(左)

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