導入事例
和田内科病院 様
災害や設備トラブルへのリスクヘッジとしてハイブリッド型PACSを導入
オンプレミス
クラウド
昭和26年から地域医療を担っている和田内科病院。災害や設備トラブルへのリスクヘッジとしてハイブリッド型PACSを導入した背景と、SonicDICOMご利用にまつわるエピソードを、事務長 山田雅史様、技師長 藤田和大様にお話を伺いました。
昔から院長を慕って通ってくださる患者様が多いですね。長らく地域に住んでいる、ご高齢の方も多いエリアです。
今年3月から訪問診療を開始し、訪問リハビリも本格的に稼働を始めたので、訪問先で画像をお見せすることも想定して、タブレットで閲覧可能なSonicDICOMを採用しました。
常勤が1名、代替スタッフ2名が待機しており、常に1人は常駐しています。
モダリティは一般撮影、透視撮影、CTの3つ。検査数は一般撮影が月に100件弱、CTは月に50件弱、透視撮影は月に20~30件くらいですね。
以前使っていたPACSは何十年も前の製品なので、SonicDICOMにリプレイスして、使い勝手は飛躍的に上がりましたね。当たり前のことが当たり前にできて、基本的なことを高いレベルでやれる物を求めていたので、SonicDICOMには満足しています。非常に高いレベルで動作してくれている。
もう1個大きいのが、サポートに来てくださること。以前の製品では、トラブルがあっても下請けの方が来たり、なかなかすぐに対応してもらえなかったりと、サポートを満足にしてもらえませんでした。今は電話一本で対応してもらえるし、何かあればすぐ来ていただける。すごく手厚いサポートをしていただいていると感じています。
再起動が必要でログインIDを調べたり、スタートしたときにどこをクリックするとか、セットアップマニュアルは見ました。スタートした後の操作については、マニュアルを見たことが無いかもしれないですね。
当院は夜間に診療放射線技師が居ない体制ですが、そんな夜間でもドクターが自分で自在に画像を見られるのは良いです。「これをクリックしてスタートしてください」と教えるだけで、SonicDICOMを起動してしまえば、アイコンを見るだけで「ああ、これはこういう機能ね」と、質問もなく分かって使ってくれる。事細かに説明しなくても良いという利点は大きいです
2つのCT画像を並べてスクロールする「同期」と「比較」というコマンドがありますが、もう少し簡潔に出来たら良いなと感じています。他の動作が非常にスムーズなだけあって、そこだけ気になりますかね。
また当院は転院してくる患者様が多く、月に20~30件はコンスタントにインポートをしていますが、インポートに時間のかかるケースが稀にあります。バージョンアップするたびに向上している実感はありますので、これから一層のブラッシュアップを期待しています。
数社並べたときに突出したメーカーは無いと思っていますし、システムの導入に面倒はつきものです。その点、SonicDICOMは困った時に手厚くサポートしてくれるので信頼しています。
医療現場では、当たり前のことを当たり前に、それをどれだけ高いレベルでやれるかが求められています。診療や読影ならSonicDICOMを強くお勧めできると思います。
医療法人 和伸会 和田内科病院
住所 | 愛知県名古屋市千種区今池南25-5 |
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URL | https://mumingroup.jp/wadanaika/ |
TEL | 052-732-1118 |
取材日 | 2020年8月 |
技師長 藤田和大 様(左)事務長 山田雅史 様(右)